涙の止まらぬマスターズ
試合の4日間ハラハラドキドキでマスターズを観戦してました。
3日目終了時点で松山英樹選手は2位と5打差でトップに立ってたわけだが、ゴルフは何があるか分からない。タイガー・ウッズが勝った2019年マスターズでは3日目2位で1位を走っていたモリナリが崩れ逆転で優勝した。普通にやればパーで上がれるホールもマスターズ最終日、優勝がかかっているともなれば半端ではないプレッシャーがかかる。
それをどうにか。どうにかしのぎきり勝った。最終日15番に池に入れたときは何とも言えない気持ちになり気づけば正座になっていた。また同じ組のザンダー・シャウフェレが15番バーディーで2打差に迫っていた。
が
その後シャウフェレは16番で池に入れてしまう。個人的にこれが勝負の分かれ目だと思う。これで松山はこの時点で自分との戦いになった。それで最後までどうにかしのぎ切り勝った。
ホント日本人として嬉しかった。
戻れば3年前に別のメジャー大会の全米プロで終盤首位に立ったが最後崩れ5位に終わった。涙を流す彼にインタビューアは質問を投げる。途中、タオルで顔を抑え、その場にしゃがみ込み動かなくなる。泣いているようだった。愚直でプレイ中は喜怒哀楽を出さないあの彼が、泣く映像はあまりにもショッキングで僕はそれから彼のファンになった。
今回、18番を終えて皆と抱擁を交わしクラブハウス向かいながら泣いている顔見たとき涙腺が崩壊してしまった。
もらい泣きの前に号泣しとったわ。
15番池には入ったが全体を通せば運も彼に味方したマスターズだった。マスターズに勝つにはそれなりの運も必要だと言うこと感じた大会でした。