PGAから見るSIM2ドライバーは優秀なのか
先週、RBCヘリテージはスチュアートシンクが勝ちました。PING契約でG425 MAXのドライバーを使用。そして今年のPGAでのフェデックスポイント上位ランカーを見るとテーラー勢が皆無な感じです。
順位 | 選手名 | ポイント | 優勝 | ドライバー |
---|---|---|---|---|
1 | B.デシャンボー | 1,577 | 全米オープン アーノルドパーマー招待 |
コブラ Radspeed Prototype |
2 | J.トーマス | 1,552 | ザ・プレーヤーズ選手権 | タイトリスト Tsi3 |
3 | X.シャウフェレ | 1,335 | キャロウェイ Epic STD | |
4 | P.カントレー | 1,280 | ZOZOチャンピオンシップ | タイトリスト Tsi3 |
5 | V.ホブラン | 1,259 | マヤコバゴルフクラシック | PING G425 LST |
6 | J.スピース | 1,250 | バレロテキサスオープン | タイトリスト Tsi3 |
7 | 松山英樹 | 1,244 | 2021マスターズ | スリクソン ZX5 |
8 | D.ジョンソン | 1,139 | 2020マスターズ | テーラーメイド SIM2 |
9 | T.フィナウ | 1,085 | PING G425 LST | |
10 | J.ラーム | 1,071 | キャロウェイ Epic STD |
松山英樹もフェアウェイウッドやユーティリティはSIM2を入れているがドライバーになるとダスティンジョンソンのみです。しかもダスティンも2020マスターズなどシーズンの前作SIMの貯金によるものです。果たしていけているのか疑問があったので掘り下げます。ドライバーの性能を示す数字で見てみたいと思います。
「どれだけ遠くに、かつ良いところに飛ばした」と2つに観点からドライビングディスタンス、フェアウェイキープ率を見たいと思います。
順位 | 選手名 | ドライビングディスタンス(ヤード) | フェアウェイキープ率 |
---|---|---|---|
1 | B.デシャンボー | 321.1(1位) | 57.71(137位) |
2 | J.トーマス | 301.7(53位) | 58.50(126位) |
3 | X.シャウフェレ | 306.0(26位) | 59.35(116位) |
4 | P.カントレー | 301.0(59位 ) | 61.05(87位) |
5 | V.ホブラン | 301.5(55位 ) | 63.44(63位) |
6 | J.スピース | 297.2(97位) | 52.25(190位) |
7 | 松山英樹 | 296.8 (102位) | 61.63( 85位) |
8 | D.ジョンソン | 312.0(9位) | 59.45(113位) |
9 | T.フィナウ | 305.1(30位) | 55.09(168位) |
10 | J.ラーム | 306.9(26位) | 63.15(66位) |
結論から言うとよく分からなかった。上位の人間がすべて飛んでるわけでもないし、ボールを操りきれてる訳でもなかった。ゴルフはドライバーだけでは決まらないのがよく分かったぐらいです。
マスターズでもスピースはドライバー荒れてたのに神がかりのパターで上位いるし、シャウフェレも逆玉でも何とかしてた。松山英樹だって神アイアンに神アプローチで優勝かっさらった。
テーラーのドライバーの問題では無さそうです。